MF山根陸が広島のハイプレスを無効化し勝利に貢献 上位対決で抜擢された18歳が見せる“大ベテランのような落ち着き”

横浜F・マリノスで躍動する山根陸 photo/Getty images

中盤を支配した

6日に行われた横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島の上位対決は3-0とホームチームが白星を獲得した。これでリーグ戦は6戦連勝であり、2位鹿島アントラーズとの勝ち点差を5にまで伸ばしている。

得点だけを見ればF・マリノスの圧勝となったが、広島のハイプレスに再び苦しめられた。守備陣にはパスを出すことに長けた選手を配置しているが、それでも広島のプレスは強力だった。しかしF・マリノスもハイプレスに対する準備はしており、それが山根陸の先発だ。

F・マリノスのアカデミーで育ち、3月のヴィッセル神戸戦でトップチームデビューを飾った18歳の山根。7節広島戦にも先発しており、20節広島戦は今季リーグ3試合目の先発となった。

そんな山根の強みは中盤に落ち着きをもたらすことができる点だ。パスとトラップの技術が高く、相手を引き付けるボディフェイクを駆使して狭いエリアで簡単にボールを失うことはない。パス成功数はチーム最多の64本で、成功率は90%と高い。この山根がいることで広島のハイプレスを受けながらボールを前進させることに成功している。

意外性のあるパスを出せる点も山根の強みだ。得点に関与することはなかったが、70分にはバイタルエリアでフリーとなっている藤田譲瑠チマを見つけ正確な縦パスを供給している。その後の展開からも西村拓真に素晴らしいパスを出しており、たくましい18歳が試合をコントロールした。

試合後のSNSでは「MOMは山根陸」「山根は次の試合でも使ってほしい」と絶賛の声が多かった。それだけ広島戦での活躍は素晴らしく、サポーターの心を掴んでいる。

20歳の藤田が今季台頭したF・マリノスだが、彼よりもさらに若い18歳の山根が上位対決の広島戦で圧巻のパフォーマンスを披露している。ケヴィン・マスカット監督としては嬉しい悩みであり、次節セレッソ大阪戦は誰が中盤で先発することになるのだろうか。

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