“東京五輪世代の期待されたストライカー”がコンバートで開花 左WBという新境地を見つけた岩崎悠人の輝き

サガン鳥栖で躍動する岩崎悠人 photo/Getty images

自身の強みを生かせるポジションを見つけた

今季のJ2リーグで首位を走る横浜FC。先日のアルビレックス新潟戦では上位の直接対決と負けられない一戦となり、小川航基のゴール含む2得点で勝利を飾った。今季の小川の活躍は素晴らしい。プロ入り後は苦戦するも、今季は23試合で14ゴールとキャリアハイの数字を残している。

小川と同じく東京五輪世代として期待されたストライカーである岩崎悠人も今季飛躍を遂げている。京都サンガF.C.でプロとなり、昨季鳥栖にやってきた岩崎。前述したようにより前のポジションで起用されるアタッカーだったが、鳥栖では左のウイングバックとして起用されている。

このコンバートが大当たりだった。持ち前の運動量はウイングバックとして大きな武器となっており、45回のスプリント数を記録することもあった。リーグ全体で3位の数字であり、走る鳥栖のスタイルとマッチしている。

そのアタッカーだったことが今の飛躍を支えている。ウイングバックといっても高い位置を取ることになればウイング同然であり、岩崎のチーム最多となる16回のドリブル突破が光ることに。気になるのはフィニッシュ精度だったが、快勝したFC東京戦では目の覚めるような素晴らしいミドルシュートを沈めている。そのゴールで勢いに乗った鳥栖は計5ゴールを決め、白星を獲得した。

このままゴールを量産することになれば岩崎はJ屈指のウイングバックになる。運動量、球際の強さ、積極的な攻撃参加はすでに身についており、精度が加われば鬼に金棒だ。日本代表のシステム上、E-1選手権での日本代表入りは難しいかもしれないが、選ばれてもおかしくない存在感を放っており、今後の活躍に期待したい(データは『Jリーグ公式』『SofaScore』より)。

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