バルセロナやアーセナルで輝けずとも古巣で見せる全盛期の活躍 28歳となった“イニエスタの後継者”と呼ばれた男の現在地

セルタで輝くデニス・スアレス photo/Getty images

輝きを放っている

過去にはマンチェスター・シティやアーセナル、バルセロナに所属していたMFデニス・スアレス。その3クラブでは思うように活躍できなかった同選手だが、2019年に古巣であるセルタに戻っており、主力としてプレイしている。20-21シーズンは9アシスト、昨季は4ゴール6アシストと目に見える数字も残しており、選手として成長を遂げている。

西『MUNDO DEPORTIVO』によるとスアレスはセルタを離れたいと考えており、古巣であるバルセロナの復帰を目指しているという。ただバルセロナ側の反応はなく、現時点ではエスパニョール、セビージャ、レアル・ベティス、ビジャレアル、ラツィオの5クラブが獲得に手を挙げているようだ。

現在ヴィッセル神戸でプレイするアンドレアス・イニエスタの後継者と期待されただけあってそのポテンシャルは本物だ。鋭いドリブルとアイデアのあるパスを持っており、攻撃を前進させることができる。前述したようにゴールに絡むことも可能で、ビッグチャンスクリエイト数6回はイアゴ・アスパスの8回に続くチームで2番目の数字だった。クロス成功数32本はチームトップであり、セルタの攻撃をけん引している。
注目されたのが若手の頃ということもあって、まだ28歳とフェードアウトする年齢ではない。セルタでも昨季キャリアハイの4ゴールを決めるなど好成績を残しており、リーガ・エスパニョーラの上位クラブが獲得に興味を示している。本人の希望はバルセロナへの復帰のようだが、今後の去就に注目だ(データは『SofaScore』より)。

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