ハフィーニャにアーセナルorトッテナム行きの道も バルセロナはディ・マリア獲得プランへの移行が現実味

来季のハフィーニャはどこでプレイしているのか photo/Getty Images

プレミアリーグで躍動するブラジル代表ウインガー

今夏にリーズのブラジル代表FWハフィーニャを獲得するではないかという噂が流れているバルセロナ。しかし、彼の行き先に新たな候補が浮かび上がったことにより、バルサのプラン変更が現実味を帯びた。

今季のバルサはシーズン途中にシャビ監督が就任して以降、フランス代表FWウスマン・デンベレが右サイドから多くのゴールを生み出していた。しかし、彼は契約満了により今夏の退団が有力となっており、その後釜としてハフィーニャの獲得が見込まれていた。

2019年にスタッド・レンヌからリーズへと移籍したハフィーニャは、1年目からリーグ戦6ゴール9アシストを記録。今季も11ゴール3アシストの成績を残し、プレミアリーグで2シーズンに渡って相手守備陣に脅威を与え続けた。

ハフィーニャなら、デンベレが請け負っていたサイドからの突破やチャンスメイクを難なくこなせるはずだが、バルサの財政難による金銭的な問題が獲得交渉の足かせとなってしまっている。英『The Athletic』によれば、ここに来てアーセナルとトッテナムの2クラブがハフィーニャの獲得に関心を示しているようだ。

スペイン『AS』は、この2クラブの関心によってバルサのハフィーニャ獲得がさらに困難になったと伝えており、パリ・サンジェルマンからの退団が正式に発表されているFWアンヘル・ディ・マリアがカンプ・ノウにさらに近づいたと報じている。

少し前まではユヴェントスがディ・マリアの移籍先最有力と見られていたものの、ディ・マリア本人がバルセロナでのプレイを望んでいるとスペイン『MUNDODEPORTIVO』などによって報じられた。ユヴェントスからのオファーは現在保留にしているようだ。

ビッグクラブで結果を出してきた実績や過去にレアル・マドリードで活躍したことを踏まえると、ハフィーニャよりディ・マリアの方がバルサにとって獲得後のリスクは低いだろう。将来性という点では25歳のハフィーニャに軍配が挙がるが、財政状況が厳しい今のバルサに先を見据えている余裕はなく、フリーで獲得できるディ・マリアの方が現実的だ。

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