ユヴェントスは後悔する? スパーズで《5ゴール8アシスト》と花開くクルゼフスキの才能

スパーズで早くから戦力になったクルゼフスキ photo/Getty Images

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想像以上に早かったフィット

ユヴェントスのサポーターも予想外だったか。今季4位に滑り込んだトッテナムで好パフォーマンスを披露したのがFWデヤン・クルゼフスキだ。

22歳のスウェーデン代表アタッカーは今冬にユヴェントスからトッテナムにレンタル移籍すると、指揮官アントニオ・コンテは早い段階でクルゼフスキをスタメンに抜擢。クルゼフスキもその期待に応え、プレミアリーグで5得点8アシストの成績を残した。クルゼフスキもトップ4入りへ欠かせないピースだったのだ。

結果論ではあるが、伊『Gazzetta dello Sport』はあっさりとクルゼフスキを送り出したユヴェントスのミスだったと今冬の動きを振り返る。
ユヴェントスでのクルゼフスキは途中出場も多く、それはプレイタイムにも表れている。今季はユヴェントスでリーグ戦20試合、トッテナムではリーグ戦18試合に出場しているが、プレイタイムはユヴェントスで759分、トッテナムでは1267分と差がある。

クルゼフスキは1年半のレンタル契約でトッテナムに加わっており、条件次第で買取義務が発生する。一方でユヴェントスは今夏にパリ・サンジェルマンから34歳のベテランMFアンヘル・ディ・マリアを迎える可能性が高いとされており、同メディアはクルゼフスキを手放す代わりに12歳上のディ・マリアが加わる流れに納得していない。補強ミスと指摘されているのだ。

トッテナムにとってクルゼフスキは貴重な戦力となり、来季もスタメンに入ってくる可能性が高い。クルゼフスキにとってもプレミア挑戦は正解で、ユヴェントスにとっては悔いの残る取引となるかもしれない。

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