5アシストでもおかしくなかったレオンの大活躍 若きエースがミランに11年ぶりのリーグ優勝をもたらす

スクデットに多大な貢献を果たしたレオン photo/Getty Images

ポルトガル代表のスタメン入りも期待できる

セリエA最終節でサッスオーロに勝利したミランは、11年ぶりのスクデット獲得を見事成し遂げた。スコアは0-3の完勝。CFのオリヴィエ・ジルーは2ゴールの活躍を見せたが、それ以上に目立っていたのは左ウイングのラファエル・レオンだ。

今季ミランの絶対的エースとも言える活躍を見せているレオンは、この試合でも2つのアシストを記録した。1ゴール目を生んだレオンのラストパスは、相手選手に当たったためにアシストとしては記録されなかったものの、実質3アシストと言える結果を残した。

さらに、オフサイドでゴールは取り消しとなったものの、78分に左サイドを抜け出したレオンはダイレクトでクロスを送り、そのボールに頭で合わせたズラタン・イブラヒモビッチがネットを揺らした。89分にも得意の形から左サイドをドリブルで突破し、中央のダビデ・カラブリアへラストパス。決定的なチャンスを生み出した。

リーグ優勝が決まる大事な試合で、5アシストとなっていてもおかしくなかった活躍を見せたレオン。突破力やラストパスの精度も素晴らしかったが、それ以上に印象的だったのは、1ゴール目と2ゴール目を生んだボール奪取だ。

1ゴール目の場面では相手選手のボールを突っついてサイドを駆け上がり、ジルーにラストパスを送った。2ゴール目は、敵陣ボックス内でボールタッチが大きくなった相手CBの隙を見逃さず、ボールと相手選手の間に体を入れてボールを奪取。左サイドをえぐってから再びジルーへラストパスを送りアシストを記録した。

近年は前線からのプレスで即時奪回を目指すチームも多く、今回見せたようなボール奪取を継続してできるのであれば、そういったチームでもすぐに活躍できるはず。今のところ目立った移籍の噂はないが、大金をかけてでも彼を獲得しようとするクラブがいつ現れてもおかしくない。

ミランにとって、レオンは絶対に手放してはいけない選手で、どんなオファーが飛んできても放出しない姿勢を見せるべきだろう。何事もなければ来季もミランのエースとして、リーグ2連覇やチャンピオンズリーグのグループステージ突破を目標に戦ってくれるはずだ。

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