プレミアNo.1フリーキッカーを巡りマンチェスターダービー勃発? ウォード・プラウズは20年近く在籍したクラブを離れるのか

直接FKを決めゴルフパフォを見せたウォード・プラウズ photo/Getty Images

デクラン・ライスの半額で獲得できるウォード・プラウズ

エリック・テン・ハーグ監督の就任が決まり、多くの選手が入れ替わると予想される今夏のマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハーグ監督はサウサンプトンのジェイムズ・ウォード・プラウズに目をつけているようだが、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も彼の獲得を望んでいるようだ。

ウォード・プラウズはサウサンプトンに所属する27歳のイングランド代表。8歳の頃からサウサンプトンに所属し、現在はチームのキャプテンを務めている。プレミアリーグ屈指のフリーキックの名手としても知られ、先日のブライトン戦でも直接フリーキックを決めたばかりだ。

英『The Sun』によれば、中盤の補強が必須となっているマンUはウェストハムのMFデクラン・ライスの獲得を狙っているが、ウェストハムに1年残留する可能性を考慮し、ウォード・プラウズの獲得を検討しているという。ライス獲得には1億5000万ポンドの移籍金がかかると見られているが、チャンピオンズリーグ出場を逃しそうなマンUはライスの半額となる7500万ポンドで獲得可能なウォード・プラウズに目をつけているようだ。

また、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督はウォード・プラウズのことを「世界最高のプレイスキッカーの1人」と称しており、退団を明言したフェルナンジーニョの後釜に据えたい模様。マンチェスターの2大クラブがウォード・プラウズに目をつけていることになる。

ウォード・プラウズからしてみれば、競争の激しいシティよりも中盤の層が薄いマンUを選んだ方が出場機会は得られそうだ。しかしシティに行けば、現状サウサンプトンではなかなか経験できそうにない、リーグ優勝争いやチャンピオンズリーグに出場できるのが魅力。

とは言え、ウォード・プラウズが20年近い年月を過ごしているサウサンプトンから離れるという選択をとるのかは疑問だ。このままサウサンプトンに残りチームで好成績を残すことができれば、クラブのレジェンドになれる可能性も高い。少なくともサウサンプトンのファンが彼の残留を願っていることだけは確かだろう。

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