2ゴールでCLベスト4進出に貢献 フィルミーノの復活がリヴァプールの勢いを加速させる

2ゴールを決めたフィルミーノ photo/Getty Images

CLでは6試合5ゴールを記録する

リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝でベンフィカと対戦。1stレグを3-1と勝利して迎えた、2ndレグは3-3と同点で終わるも、2試合合計6-4でベスト4進出を決めた。この試合で2ゴールを決めたロベルト・フィルミーノが終盤戦に向けてリヴァプールのギアを上げることとなるだろうか。

今試合3トップの中央でスタメン出場したフィルミーノは、持ち味の献身性を遺憾なく発揮。相手のセンターバックとボランチの間に顔を出し、ボールを受ける役割として大きな働きを見せた。さらに後半には2ゴールを挙げるなど、チームの勝ち抜けに貢献する。

今季は怪我の影響もあり、あまり試合に絡めていないフィルミーノ。プレミアリーグも18試合出場のうち先発は9試合、UEFAチャンピオンズリーグの6試合と悔しいシーズンとなっている。その間にディオゴ・ジョタが同ポジションで得点能力を開花させると、最近はサディオ・マネも3トップの中央を任され始めてきた。

それでもフィルミーノには、相手守備陣のスペースに顔を出しボールを受けることができる唯一無二のスキルを持っている。フィルミーノの存在はユルゲン・クロップ監督のスタイルに欠かせないものであり、2ゴールで本格復帰となれば4冠達成に向けて終盤戦を戦うリヴァプールが勢いを増すこととなるだろう。

ジョタやルイス・ディアスらの台頭も大いに喜ばしいが、フィルミーノの復活がチームをさらに強化させる一番の武器である。

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