リヴァプール相手にもキック精度の高さを発揮 ドイツ代表復帰で再注目される中盤の司令塔

リヴァプール戦に先発したヴァイグル photo/Getty Images

ロングキックで高いスタッツを記録

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で、ベンフィカはリヴァプールと対戦。2ndレグを3-3とドローで終えるも、1stレグでのビハインドを覆せず、ベスト8で敗退が決まった。しかしボランチで先発したユリアン・ヴァイグルは、リヴァプール相手にも存在感を放つ。

1stレグに続きアデル・ターラブトとのコンビで先発出場したヴァイグル。前半はリヴァプールの中盤からの圧に屈する場面も見られたが、足元のボールテクニックを見せ、リズムを変えていく。すると後半は強度高く中盤からボールを奪うと、正確なキックで前線へとつなげていった。

ヴァイグルは今試合でパス成功率「89%」を記録。さらにロングボールは8本中7本を成功させるなど、キックの精度で存在感を見せた。後半に2点差を追いついたベンフィカにおいて、ヴァイグルが中盤から勢いを付けた(データは『SofaScore』より)。

3月には5年ぶりにドイツ代表へと復帰したヴァイグル。心身ともによいコンディションであることは間違いなく、そのプレイは“要塞”アンフィールドでも十分に発揮できていた。11月のワールドカップに向け、ヴァイグルも日本の脅威となるかもしれない。

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