“あの時”とは異なるポジションで再びW杯の舞台へ ’18年ベルギー戦で先制弾の原口元気

原口の活躍にも注目したい photo/Getty Images

インサイドハーフでスタメン起用の原口

日本代表はFIFAワールドカップのアジア最終予選でベトナムと対戦。オーストラリア戦からメンバーを大幅に変更して挑んだ一戦だったが、勝ちきることはできず1-1のドローで決着した。今試合で先発した原口元気は、インサイドハーフで出場する。

前節のオーストラリア戦は、途中出場で2得点の起点となった原口。今試合も前半から献身的に動き回り、他の選手がボールを持つと近寄ってパスの選択肢になるなど、攻守に安定感を与える仕事を全うした。

またチャンスシーンにはすかさずシュートを放ち、得点も狙っていく。ウニオン・ベルリンで見せるような献身性と攻撃力を日本代表でも見せ、彼がボールを保持することでゴールへの好機が作られたのだ。後半からは柴崎岳と2ボランチを組むなど、ベトナム戦では中盤で存在感を示す。

2014年のワールドカップではあと一歩のところでメンバーに入れず、その悔しさとともにブンデスリーガへ挑戦した原口。次のロシアワールドカップではベスト16・ベルギー戦で右サイドハーフで先発し、ゴールまで決めて日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。そして2022年、いまだドイツでプレイを続ける原口が4年前とは異なるポジションで、再びW杯の舞台に足を踏み入れる。

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