3シーズン目で初の“複数得点” アーセナルを出て伸び悩むイウォビが予想外の救世主に

チームに勝利をもたらしたイウォビ photo/Getty Images

久々にホームサポーターの前で救世主に

プレミア残留へとにかく負けられないエヴァートンは、17日に行われたニューカッスル戦を1-0で制した。後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールが決まったわけだが、ネットを揺らしたのはナイジェリア代表MFアレックス・イウォビだった。

イウォビといえばアーセナルでもプレイしていたサイドアタッカーであり、2019年からエヴァートンでプレイしている。ただ、伸び悩んでいる印象が強い。ナイジェリア代表でも若い頃から期待されていたが、なかなか結果が出ていなかったのだ。

そのイウォビがニューカッスル戦で大仕事を果たしたわけだが、これはイウォビにとって今季リーグ戦2ゴール目だった。そしてプレミアリーグで複数得点を奪うのは、何とエヴァートン移籍後初のことである。
2019-20、2020-21シーズンはどちらも1ゴールのみでシーズンを終えており、かなり寂しい成績だ。それもあってか今季はエヴァートンでも出番が限られており、今ひとつ主力になりきれていなかった。

3月に入ってからもトッテナム、ウォルバーハンプトン戦はベンチに座ったままだったが、ニューカッスル戦で巡ってきた先発のチャンスを見事に活かしてみせた。

また、エヴァートンのホームスタジアムであるグディソン・パークでゴールを決めたのは2019年9月以来のことである。2年半ぶりにホームで生まれたイウォビのゴールはエヴァートンに残留への希望を見せることになり、極めて貴重なゴールだった。

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