興梠慎三が札幌移籍後初となるゴールでJ1通算159得点 恩師の下で点取り屋として復調なるか

札幌での初ゴールを決めた(写真はイメージ) photo/Getty Images

2017年以来となるミシャ監督の下でプレイ

北海道コンサドーレ札幌はJ1第2節でサンフレッチェ広島と対戦した。札幌が興梠慎三のゴールで先制するも、後半に森島司の得点で広島が追いつき1-1のドローとなった。浦和レッズから期限付き移籍中の興梠は、札幌での移籍後初ゴールを決めて復調の兆しを見せた。

11分に左サイドからルーカス・フェルナンデスが仕掛け、相手が防いだこぼれ球が興梠の下へと渡る。同選手は反転しながらシュートを放ってゴールネットを揺らし、昨年5月以来となるJ1での得点を決めてみせた。

2020年までは9年連続二桁得点を決めていた興梠だが、昨季は自身のコンディション不良やキャスパー・ユンカーの加入によって主力の座から外されてしまい、リーグ戦はわずか1得点に終わってしまう。決死の覚悟で札幌へのレンタルの道を選んだ興梠は、浦和時代の恩師であるミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でストライカーとして復活するだろう。

またJ1通算159ゴール目を決めた興梠は、あと2ゴールで通算得点ランキングで2位の佐藤寿人(161得点)に並ぶこととなる。ミシャ監督の下で自身の得点能力を再び引き出すことができれば、すぐに超えてしまうかもしれない。そして見据える先はトップの大久保嘉人(191得点)だ。今季で36歳となる興梠だが、まだまだ衰え知らず。ゴール記録を塗り替える活躍にも期待したい。

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