ゴールで復活のアピールに成功 献身性を武器にオランダの至宝は新生バルサを生き残れるか

途中出場で結果を残すデパイ photo/Getty Images

チームの4点目を決めるデパイ

バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第26節でアスレティック・ビルバオと対戦。4ゴールを決めて4-0と大勝した。今試合で1ヵ月ぶりの復帰を果たしたメンフィス・デパイは新たなバルセロナでどのように生き残っていくだろうか。

スーペル・コパのレアル・マドリード戦以来となる実戦復帰を果たしたデパイ。ビルバオ戦ではアダマ・トラオレに代わって途中出場し、左ウイングで試合に出場した。なかなかボールに絡めない展開が続くデパイだったが、後半アディショナルタイムにウスマン・デンベレのクロスに飛び込みゴールネットを揺らして復帰をアピールした。

開幕前にロナルド・クーマン監督が獲得を求めたデパイは、3トップの中央で起点となる役割を果たしていた。しかしトップ下で活躍したリヨン時代に比べて得点に関与する場面が減ってしまう。今後シャビ・エルナンデス監督体制では、ウイングでの起用も増えていくだろう。

クーマン監督時は積極的なプレッシングでボールを奪ってカウンターへとつなげる献身性も見せたデパイ。今後も出場時間を増やして、サイドからその献身性や運動量を見せることができれば、新生バルサでも生き残ることができるはずだ。そして何よりも今節のように結果でアピールを続けることも重要だ。

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