未来のリヴァプールも強い エリオット、ジョタ、ジョーンズら着実に進む世代交代への手応え

CLでも優勝候補の一角に挙げられるリヴァプール photo/Getty Images

チームは良いサイクルに入っている

16日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでインテルを2-0で撃破し、幸先の良いスタートを切ったリヴァプール。インテルは昨季のセリエA王者だが、それをアウェイで粉砕してしまうリヴァプールの強さには脱帽だ。

しかもただ強いだけではない。現在のリヴァプールでは着実に未来への準備も進んでいるのだ。

クラブOBで解説を務めるダニー・マーフィー氏が注目するのは、FWディオゴ・ジョタ(25)、ハーヴェイ・エリオット(18)、MFカーティス・ジョーンズ(21)、イブラヒマ・コナテ(22)、そしてFCポルトから獲得したFWルイス・ディアス(25)だ。

今でもモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノのアタッカー三銃士に加えてDFフィルジル・ファン・ダイクらが大きな存在感を放っているものの、マーフィー氏が注目する若い選手たちも着実に伸びている。緩やかに、しかし確実に世代交代への動きが進んでいるのだ。

「レスター戦でのルイス・ディアスは見事だったし、エリオットも戻ってきた。ジョーンズもベストな状態になりつつあるし、コナテも若い。そしてジョタはゴールを量産している。今のリヴァプールでは長期的なプランが動いていることが分かる」

英『Talk Sport』にてマーフィー氏はこのように若手を称賛しているが、このプランが上手く進めばリヴァプールは実力を維持していけるだろう。エリオットやジョーンズの世代がトップチームに食い込んできているのも大きな収穫だ。

中でも嬉しいサプライズとなっているのはウォルバーハンプトンから加えたジョタの覚醒で、プレミアリーグを代表するアタッカーになっていきそうな気配がある。

「みんなはジョタのことを9番タイプと言うが、彼はサイドでも中央でもどこでもプレイできる。彼は良いエリアに入っていくコツのようなものを持っている。彼の得点率やテクニックは驚異的で、ボックスの周囲でも落ち着いている。彼はフィルミーノ、サラー、マネのトリオが今後5年の答えではないかもしれないと議論を持ちこんだ最初の選手だよ」

マーフィー氏はこう付け加えており、ジョタが次なるクラブのエースとなってくれれば言うことなしだ。以前のリヴァプールはフィルミーノ、サラー、マネのトリオに得点部分の多くを依存していたが、今では得点を奪う武器が増えている。

プレミアリーグ制覇を狙える力を維持しつつ、若い戦力も育てていく。指揮官ユルゲン・クロップの下でチームは良いサイクルに入りつつある。数年後のチームにあるのは不安ではなく、新たなる期待だ。

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