「フィル・ジョーンズの方がいい」との声も マンUで“8000万ポンドのDF”が味わう苦悩

マンUで低調なパフォーマンスが続くマグワイア photo/Getty Images

ここ最近は緩い守備が目立つ

2019年夏にDFの選手としては史上最高額となる8000万ポンドもの移籍金で加入したものの、現在の彼は一体どうしてしまったのか。マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアは、ここのところ低調なパフォーマンスが続いている。

今季はチームの主将も務め、ディフェンスリーダーとして新加入のフランス代表DFラファエル・ヴァランと鉄壁の最終ラインを形成することも期待されたマグワイア。しかし、ここ最近の同選手はチームの足を引っ張る存在となってしまった。

特に直近のリーグ戦2試合におけるマグワイアには、対応の甘さからピンチを招く場面が多く見受けられる。194cmの屈強なフィジカルを備えながらも、相手と競るところまでいかずに突破を許すシーンも少なくない。そんな彼に対して、ラルフ・ラングニック監督は現地時間15日に行われるブライトン戦前の会見で擁護のコメントを出している。しかし、さすがにこの低調が今後も続くようであれば、マグワイアが定位置を守り続けるのは難しいだろう。
「これが本当に8000万ポンドもした男なのか?」

「移籍金の話を抜きにしても彼のパフォーマンスは酷すぎる」

「マグワイアを起用するなら、冗談抜きでフィル・ジョーンズの方がいいと私は思う」

そして、昨今のマグワイアに対しては現地でこのような声も上がっていると英『DAILY STAR』が伝えている。加入時点では考えられなかったものの、現時点では今季なかなか出番を得ることができていなかったフィル・ジョーンズとも比較されるようになった“8000万ポンドの男”。ジョーンズも年始のウォルバーハンプトン戦で好パフォーマンスを演じただけに、決して油断はできないライバルとなっている。そんなマンUで苦悩の時間を過ごすマグワイアではあるものの、はたして彼はここから再びその評価を上昇させることができるのか。逆襲開始の瞬間は待たれるところだが……。

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