クリーンシート数、パス成功率プレミアトップも…… ペップから絶大な信頼を得るエデルソンの過小評価ぶり

エデルソンはより評価されるべきだ photo/Getty Images

より評価されるべきだ

常にボールを保持して戦う攻撃的なサッカーを志向するマンチェスター・シティ。ポゼッション率が相手を上回ることは日常茶飯事であり、データサイト『WhoScored.com』によれば、平均ポゼッション率は67.7%でシティがプレミアナンバーワンとなっている。

これだけボール保持を行えば最終ラインの選手に足元の技術が求められるのは必然であり、守護神であるエデルソン・モラレスは数多くのGKの中で最もボールを扱う技術に長けているといっても過言ではない。

ポルトガルの名門ベンフィカから4000万ユーロの移籍金でやってきたエデルソン。現在のインフレした移籍金を考えれば、非常にお得な獲得だったことが分かる。

そんなエデルソンだが、パス精度の高いGKとして知られている。データサイト『SofaScore』によればここまでのパス成功率が90%であり、プレミアトップの数字となっている。さらにロングボールの63%もトップであり、彼の正確さはスタッツが示している。この正確なビルドアップを武器にエデルソンはシティの攻撃を支えており、さらに相手のハイプレスを無効化することもでき、ペップの要望に応えることのできる数少ないGKである。

しかし、周囲からの評価はそこまで高くない。英『GIVEMESPORT』では欧州の名のあるGKをランク付けしており、最も高いランクを「キング」としてチェルシーのエドゥアール・メンディの名前が挙がっている。これは納得であり、彼のセービング能力の高さには驚かされる。次の「ワールドクラス」にはリヴァプールのアリソン・ベッカーやバイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーがリストアップされる中、エデルソンはその下の「トップドロワー」にランク付けされている。

今季のクリーンシート数はエデルソンが13回に対し、メンディは8回、アリソンは10回、ノイアーは7回となっており、エデルソンが最も多い。これだけで評価するのは難しいといえるが、クリーンシート数、ビルドアップでの貢献度を考慮すれば、アリソンやノイアーと同じく「ワールドクラス」としても不思議ではない。

シティで素晴らしいパフォーマンスを披露するも、なかなか評価の上がらないエデルソン。大一番でのビッグセーブの少なさがこういった評価につながっているのかもしれないが、今季はそういった面での改善も見られており、エデルソンがアリソンやノイアー、メンディらに並ぶ日は来るのだろうか。

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