懐かしのプレミアでコウチーニョ“完全復活”なるか 一時的な活躍ではなかったことの証明を

ブラジル代表の方でも結果を出したコウチーニョ photo/Getty Images

今後のリーグ戦に注目集まる

プレミアリーグへの帰還で完全復活となるのだろうか。今冬にバルセロナからイングランドのアストン・ヴィラへレンタル移籍したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに注目が集まっている。

コウチーニョは2018年1月にリヴァプールからバルセロナに移籍したが、この4年は明らかに称賛されるよりも批判される機会の方が多かった。望んでいた通りのバルセロナ生活ではなかっただろう。

しかし、アストン・ヴィラへのレンタル移籍から風向きが少し変わりつつある。チームを指揮しているのはリヴァプールで一緒にプレイしたスティーブン・ジェラードであり、コウチーニョの特長は良く理解しているはず。これもプラス要素だ。
コウチーニョはさっそく1月15日のマンチェスター・ユナイテッド戦で得点を記録すると、ジェラードは続く22日のエヴァートン戦からコウチーニョを先発起用している。早くもアストン・ヴィラにとって貴重な戦力となりつつあり、4年ぶりのプレミアは良好なスタートと言える。

その影響が出たのか、コウチーニョは今月2日に行われたパラグアイ代表とのワールドカップ・南米予選でも華麗な得点を記録。クラブでのパフォーマンスが安定しないことからセレソンでの立ち位置も怪しくなっていたが、ひとまず今年のカタール大会へパラグアイ戦でアピールに成功することとなった。

仏『Foot Mercato』は、これが一時的なものではないことを祈ると取り上げている。9日にはプレミアリーグの戦いが再開し、アストン・ヴィラはリーズ・ユナイテッドと対戦する。コウチーニョとしては良い流れを続けたいところで、アストン・ヴィラで本物のコウチーニョの姿を見せてほしい。

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