レンタル先で急成長するマンUの逸材MF “NEXTキャリック”となれるガーナーへの期待

ノッティンガムで着実な成長を見せているガーナー photo/Getty Images

来季はマンUに戻ってのブレイクも?

“NEXTマイケル・キャリック”。かねてより周囲からそのような期待をかけられていたマンUの若き中盤戦士だが、彼はようやくトップレベルでも通用するだけの武器を身につけたのか。今季はまだ武者修行中だが、レンタル先で大きな成長を見せている男がいる。

その男とは、現在マンUからチャンピオンシップのノッティンガム・フォレストにレンタルされているMFジェイムズ・ガーナー(20)だ。今季ここまで武者修行先でリーグ戦24試合に出場している同選手は、今やノッティンガムの中盤に欠かせない存在となった。チームのビルドアップを助けるパスセンスに、読みの鋭さを活かしたインターセプトなど……。同選手は自身の持てる武器を存分に活かしつつ、チャンピオンシップで順調な成長を遂げている。

そして、そんなガーナーの優秀さはスタッツにも表れている。データサイト『SofaScore』によると、同選手はここまでインターセプト数(33回:チームMF中3位)やパス成功率(81.19%:同2位)、キーパス数(40本:同1位)といった部門で印象的な数字を記録中。同サイトによる1試合平均評価点もチームMF中トップの「7.06」をマークしており、チャンピオンシップで着実にその評価は上昇してきていると言っていいだろう。
キャリックも攻守に気の利くMFだったが、その系譜を受け継いで順調にその能力を伸ばしているガーナー。今はまだ2部で己の技術を磨いている段階だが、来季こそはマンUに戻ってブレイクというシナリオもあるか。“NEXTキャリック”となるべくノッティンガムで研鑽を積む次世代の中盤戦士。ガーナーの成長には今後も注目しておきたいところだ。

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