板倉と最終ライン形成するティアウとは何者か またドイツから出てきた20歳の大型DF

シャルケで活躍するティアウ photo/Getty Images

ミランなど強豪クラブが熱視線

以前から人気のある選手ではあったが、日本代表DF板倉滉と一緒にプレイするシャルケDFマリック・ティアウとは何者なのか。

シャルケは今季よりブンデスリーガ2部での戦いを強いられているが、そこでセンターバックのティアウは高い評価を得ている。まだ20歳と若いが、現在はミランやリヴァプールが関心を示しているというのだ。

板倉、マルチン・カミンスキと最終ラインを形成することの多いティアウはU-21ドイツ代表にも選ばれている191cmの大型センターバックで、シャルケの下部組織から上がってきた選手だ。
データで見ると、今季はここまでブンデスリーガ2部で最多となる60回のタックル成功数を記録。他にもインターセプト数は全体12位の31本、空中戦勝利数はDF部門で10位となる61回、パス成功数は全体4位の1145本を記録するなど、あらゆる部門で高い数字を残している。現在のブンデスリーガ2部でもトップレベルのセンターバックと言えよう。

2020年にもリヴァプールからの関心が噂されていたが、タイミング的にはステップアップの時か。シャルケは現在2部で4位につけているが、1部へ昇格できるかは分からない。ここまで10勝4分6敗と想定以上に躓いているところもあり、ティアウとしては来季も2部で戦うのは避けたいだろう。

伊『Gazzetta dello Sport』は獲得に1000万ユーロほどは必要と見ているようだが、20歳のティアウはどこへ向かうのか。ドイツからまた楽しみなセンターバックが出てきている(数字は『WhoScored』より)。

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