曲者ウェストハムがさらなる成長を目指す エヴァートンFWを獲得しアントニオとの2トップを形成へ

ウェストハムから関心を寄せられているカルヴァート・ルーウィン photo/Getty Images

プレミアでもトップクラスの並びとなる

現状では5位と好調を維持しているウェストハムだが、直近2試合では敗戦を喫しており、勢いが衰え始めている。

こうなった要因として考えられるのは、やはり主力の疲労だといえる。ここまでリーグ戦23試合を消化しているが、20試合に出場している選手が9人もいる。さらにELではグループステージを突破しており、今後は決勝トーナメントが日程に加わることになる。FAカップも残っており、選手の疲労が心配される。

英『talk SPORT』によればウェストハムはエヴァートンのドミニク・カルバート・ルーウィンの獲得を目指しているようだ。現時点でエヴァートンはイングランド代表FWに6000万ポンドの値札を付けており、ウェストハム側はこの高額な移籍金を支払うつもりはないようだが、指揮官であるデイビッド・モイーズはカルバート・ルーウィンの持つポテンシャルの大きさを理解していると報じられている。今冬での獲得は難しいといえるが、来夏の移籍市場で動く可能性は十分にある。

カルバート・ルーウィン獲得のようにウェストハムがチームのウィークポイントである選手層を厚くすることになれば、マンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーを脅かす第2集団の先頭に立つことになるだろう。デクラン・ライスの去就も関係しているといえるが、マイケル・アントニオとカルバート・ルーウィンの2トップが形成されれば、止められるチームは少ない。

名将モイーズのもとで躍進を続けるウェストハム。ここまでリーグ5位の実力は本物であり、さらなる補強で高みを目指すか。

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