猶本光が代表初ゴールとなるFK弾 高精度キックがアジア制覇への武器に

FKを決めた猶本光 photo/Getty Images

ミャンマー戦で1ゴールを記録

AFC女子アジアカップのグループステージ初戦で日本はミャンマーと対戦。前半に先制点を決めると、後半には一挙4ゴールを決めて5-0で勝利を飾った。この試合で代表初得点を記録した選手が猶本光だ。

サブからのスタートだった猶本だが、林穂之香が右足首を痛めて負傷してしまい、41分に同選手に代わって投入される。ボールを保持してポゼッションを高める日本で、中盤からパスを供給する猶本。2-0で迎えた52分、ペナルティエリア手前でFKを獲得すると、猶本の正確なシュートがゴール右に決まった。

ボールは壁の頭を超えてゴール右隅へと吸い込まれた。その後も得点を重ねた日本は5得点で圧勝する。このビューティフルゴールが代表初得点となった猶本。初戦でのゴールは彼女にとっても今大会で勢いを付ける結果となっただろう。

今大会は多くの若手がなでしこジャパンに選出され、熾烈なスタメン争いが予想される。その中でFKという武器を初戦から披露できたのは、大きなアピールとなった。中盤から日本を支え、高精度のキックで得点を創出する猶本は、アジア制覇を目指すなでしこジャパンにとって欠かせない存在となる。今後も彼女の右足からたくさんのゴールが生まれることを期待したい。

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