過密日程で痛感した首位シティとの戦力差 リヴァプールが獲得したいマネ・サラーコンビを脅かすアタッカー

ボーウェンはステップアップが考えられるアタッカーの一人だ photo/Getty Images

動くとすれば来夏か

シーズン序盤はマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーの3クラブの勝ち点が拮抗していたが、21-22シーズンの中盤戦では既にシティが一歩リードの状態になっている。

リヴァプールもチェルシーも序盤は元気だったが、年末年始の過密日程で勝ち点を落としており、シティとの戦力差を痛感することになってしまった。特にリヴァプールは今後も要注意だ。現在アフリカネーションズカップが開催されており、フロントスリーのサディオ・マネとモハメド・サラーが欠けている。彼ら不在であれば攻撃は半減であり、控えにも彼ら級の選手はいない。

英『talkSPORT』では指揮官であるユルゲン・クロップはマネやサラーのような主力に依存しすぎていると指摘しており、シティに追い付くためにもよりスカッドを強化すべきだと主張している。そこで獲得候補に挙がっているのは、ウェストハムのジャロッド・ボーウェンとリーズのハフィーニャだ。

ボーウェンはここまで6ゴール7アシスト、ハフィーニャは8ゴール2アシストと両者ともに合計で10ゴール以上に関与しており、25歳と若い。マネもサラーも29歳であり、次世代の攻撃の軸として両取り、もしくはどちらかの獲得は必須か。そうなれば過密日程でのローテーションや終盤でのジョーカー起用もできる。

年末年始の過密日程で大きく離されることになった首位シティとの勝ち点差。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームとの戦力差は歴然であり、今後はより控えメンバーを充実させる必要がありそうだ。

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