「白鳥の魔法は切れた」 《195分間》しかプレイ出来ぬ魔術師・イスコはどこへ行く

レアルで出番限られるイスコ photo/Getty Images

レアルでの生活は8年半

テクニックはワールドクラスなのだが、なかなか主役になりきれない。

レアル・マドリードでプレイするスペイン人MFイスコの印象はそんなところだろうか。

イスコがマラガからレアルへ加入したのは2013年夏のことで、もうマドリード生活は8年半も続いている。主力として活躍するシーズンもあったが、全体ではバックアッパーとして過ごした時間の方が長いか。今季も全コンペティション合わせて195分間しかプレイ出来ていない。
クラブとの契約は今季で切れることになっており、イスコは今年4月で30歳を迎える。数年前ならまだしも、今のイスコを欲しがるビッグクラブは多くないか。

イスコにはマヒアとの愛称もあり、これは魔法という意味がある。しかしスペイン『SPORT』は「マラガ出身の白鳥は魔法を失った」と手厳しい。もう今のイスコに魔法のようなプレイを期待するのは難しいのかもしれない。

実力的にはスペイン代表で中盤の柱になることも出来たはずで、レアルでの8年半には後悔も残る。別の環境ならばもっと出番が増えていたかもしれないが、イスコが再びピッチで輝きを放つのはいつのことになるのか。

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