「セルティックを助けることができる」 “4つのポジションでプレイ可能”な旗手怜央への大きな期待

既にセルティックでトレーニングを行っている旗手 photo/Getty Images

デビューが待ち遠しい

今夏の移籍市場で古橋亨梧が加入し、さらに冬の移籍市場で旗手怜央、前田大然、井手口陽介を獲得するなど、今季だけで4人の日本人を補強したセルティック。指揮官が元横浜F・マリノスの監督を務めていたアンジェ・ポステコグルーということや古橋の大活躍もあり、日本人プレイヤーへの評価が高いクラブだ。

今後もこの流れを止めないためにも、今冬で加わった3選手が活躍する必要があるのだが、特に旗手には大きな期待が持てる。

2020年シーズンに川崎フロンターレで頭角を現し、翌年にはその地位を確実なものとした旗手。推進力のあるドリブル、チャンスを生み出せるパスセンスなど攻撃面の能力が高い選手であり、2021年シーズンの川崎では5ゴール3アシストの数字を残している。

そんな旗手の特長といえばやはり、高いユーティリティ性か。中盤でのイメージが強い同選手だが、大学時代はFWとしてチームをけん引しており、川崎では左サイドバックでプレイした経歴を持っている。中盤からSB、中盤からセンターバックへのコンバートは現代ではよくある話だが、最前線から後方までをこなせる選手は少ないだろう。

スコットランド『Daily Record』では旗手が左ウイング、インサイドハーフ、アンカー、左SBの4つのポジションでプレイできる万能性を持つと報じており、セルティックを助けることになると主張している。実際にセルティックは21-22シーズンの前半戦で多くの怪我人に悩まされていた。後半も同様なアクシデントに見舞われることになれば、複数のポジションで起用できる旗手にチャンスが多く回ることになるのは必然だ。

現在はセルティックに合流し、トレーニングを行っている旗手。次の公式戦は18日のハイバーニアン戦であり、スコットランドデビューが待たれる。

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