主力大量放出もドリブラーが残留 J1復帰を目指す徳島で攻撃の中心となるか

徳島へ残留を決めた西谷 photo/Getty Images

一昨季栃木から加入した

チームの中心だった岩尾憲が浦和レッズへレンタル移籍するなど、J2降格によって主力級が各クラブへと移籍している徳島ヴォルティス。そんな中でチームに残る決断をした西谷和希は、J1復帰を目指す徳島で大きな存在感を発揮したいシーズンとなる。

J2降格となった徳島は、厳しいオフシーズンを過ごしている。藤田譲瑠チマが横浜F・マリノスへと移籍すると、ジエゴと垣田裕暉がサガン鳥栖(垣田は鹿島からレンタル移籍)、岸本武流が清水エスパルスと昨シーズンにJ1で戦った主力たちがこぞってJ1クラブへと移籍する。

さらに中盤でチームの司令塔となっていた岩尾が浦和へ期限付き移籍を果たし、鈴木徳真はセレッソ大阪へと加入した。そんな中で西谷和希は、徳島との契約を更新し、1年でのJ1復帰を目指すクラブで戦い抜くことを決めた。

2020年に栃木SCから徳島へ加入すると、42試合に出場して8ゴールと主力として活躍し、チームをJ2優勝に貢献。左サイドを主戦場とし、得意のドリブルから右足でゴールを狙うアタッカーは、前線でボールを持って司令塔としても存在感を発揮できる。新シーズンは彼を起点として、攻撃の打開策を見出すこととなるだろう。

主力の多くを放出することとなった徳島だが、西谷を中心に新戦力がどのようにマッチしていくか。今季の新たな攻撃陣にも大きな注目が集まる。

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