好セーブ連発で流れを相手に渡さず リヴァプールにも存在感を発揮した守護神

先発出場したメンディ photo/Getty Images

メンディが4本のセーブを記録

チェルシーはプレミアリーグ第21節でリヴァプールと対戦。2点差を追いつき2-2で勝ち点1を獲得した。この試合でも好セーブを連発したGKエドゥアール・メンディが、強力なリヴァプール攻撃陣に3点を許すことはなかった。

マンチェスター・シティ追撃のためには両者ともに負けられない直接対決だった今試合。チェルシーは26分までに2ゴールを決められてしまう苦しい展開だったが、前半終了間際に2ゴールを叩き込んで試合を一気に振り出しに戻した。

前半は2ゴールを献上してしまったメンディも、後半からは好セーブを連発。この試合でのセーブ数「4」はどれも決定的なシーンが多かった。特に56分のモハメド・サラーのチャンスと58分のサディオ・マネのシュートが決まっていれば、リヴァプールへと流れが行ってしまったかもしれない。あの連発を止めたことで勝ち点1へとつながっているのだ(データ『SofaScore』より)。

スタメン出場を果たしたメンディは、この試合を最後にアフリカネーションズカップへと戦うセネガル代表への合流が決まっていた。彼の存在はチェルシーにとっても絶対的なものとなっている。コロナ陽性者や怪我など多くの離脱者を抱える同クラブ。独走状態のマンCを止めるには、メンディが不在の時期にどれだけ勝ち点を落とさないかがチェルシーの課題となってくる。

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