C大阪へと移籍した元日本代表レフティ 自身の武器で丸橋のポジションを奪い取れるか

山中がC大阪へ移籍した photo/Getty Images

浦和レッズから加入した山中

セレッソ大阪は浦和レッズから山中亮輔の獲得を発表した。今季は浦和で3アシストを記録したSBの再起はあるのだろうか。

山中は柏レイソルやジェフユナイテッド千葉を経て、2017年に加入した横浜F・マリノスでブレイクした。2018年には左SBで32試合に出場して4ゴール8アシストを記録。持ち前の攻撃力をチームのスタイルにフィットさせ、中盤の位置からもポゼッションに参加するなど足元の技術も高く評価され、同年には日本代表にも招集されるなど、大きく飛躍した。

翌年から加入した浦和レッズでは、宇賀神友弥や今季加入した明本考浩らと左SBでの定位置争いとなり、昨季は31試合に出場して5アシストを記録すると、今季も24試合に出場するなど、主力として大きく活躍。積極的なオーバーラップがさらに強化され、浦和の大きな武器となっていた。

来季から加入するC大阪では、大黒柱となっている丸橋祐介の後釜としての期待値も高い。今シーズンも33試合に出場して1ゴール6アシストを記録。今季で31歳となった丸橋を追い抜き、スタメンを勝ち取ることが山中の至上命題だ。

また高精度の左足からのキックで得点を創出するスタイルは丸橋と似ているため、さらに山中自身のレベルアップにもつながるだろう。守備面も柏や横浜FM時代に比べると非常に改善されており、今季の浦和でも粘り強い守備を見せていた。来季のC大阪の左SBには誰がスタメンに名を連ねるのだろうか。

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