デビュー戦で初得点も決めた“アーセナルの宝石” 遂にベールを脱いだ18歳の巨大な才能

トップチームデビュー戦で見事にゴールを奪ってみせたパティーノ photo/Getty Images

以前から評価高かった逸材が早くも結果

アーセナル下部組織史上最高傑作との呼び声も高い逸材MFは、ここから一気にスターダムを駆け上がっていくのだろうか。ガナーズ期待の18歳が遂にデビューを果たしている。

その18歳とは、現地時間21日に行われたEFLカップ5回戦のサンダーランド戦でトップチーム初出場を果たしたMFチャーリー・パティーノだ。この試合にMFエミール・スミス・ロウとの交代で80分から投入された同選手。たった10分間のプレイではあったものの、そのなかでは非常に大きな可能性を示してみせた。

なかでも、何よりのハイライトは初ゴールだろう。4-1で迎えた後半AT、味方が右サイドにボールを展開したのを見ながらゆっくりPA内に侵入したパティーノは、ニコラ・ペペから供給されたラストパスに反応。タイミング良く左足で合わせると、ボールはゴール右に吸い込まれていった。すでに勝利がほぼ確実となっていた状況での得点だったが、このゴールには相当に興奮したファンも多かったことだろう。
いよいよベールを脱ぎ、デビュー戦から大きなインパクトを残してみせたパティーノ。「NEXTジャック・ウィルシャーになる男」(英『Daily Mail』)や「アーセナル下部組織史上最高の逸材」(football.london)など、これまで多くの現地メディアが彼の才能を評価していたが、彼はその評判に違わぬ活躍を今後見せてくれるのだろうか。

セスク・ファブレガスやアーロン・ラムジー、そしてウィルシャーなど、これまでもアーセナルからは若く優秀な人材が多数出現している。そういった偉大な先輩たちに続く存在として、これからはパティーノへの期待も高まるばかりだ。

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