金の卵という可能性も? ペップもその実力を認めたMLS得点王とは

メジャーリーグサッカーで活躍するカステジャーノス photo/Getty Images

メジャーリーグサッカーから欧州に移籍する選手は多い

ユヴェントスのウェストン・マッケニー、ライプツィヒのテイラー・アダムス、マンチェスター・シティのザック・ステッフェンとアメリカのメジャーリーグサッカー出身の選手が近年、欧州でも結果を残してきている。今季はFCダラスのFWリカルド・ペピーをターゲットとするクラブが多く、たびたび移籍の噂を聞く存在となっている。

このように期待値の高いMLS出身のプレイヤーだが、早くも今季結果を残したストライカーが欧州行きを画策している。ニューヨーク・シティのFWバレンティン・カステジャーノスだ。

アルゼンチンで育ったカステジャーノスはチリ、ウルグアイのクラブを経由し、2018年からMLSでプレイしている。今季は35試合に出場して22ゴール8アシストと、一人で30ゴールに関与し得点王を獲得している。今季のニューヨーク・シティはMLSカップを優勝しており、カステジャーノスの得点力が輝くシーズンとなった。

ゴール前での冷静さはもちろんのこと、推進力のあるドリブルを生かしゴール前以外でも輝くことのできるカステジャーノス。179cmとサイズ感は気になるが、それでもヘディングから6ゴールを挙げており、器用な選手ということがわかる。

英『Manchester Evening News』によると、マンチェスターのレストランでニューヨーク・シティの試合を見ていたジョゼップ・グアルディオラは「彼はヨーロッパにステップアップできる選手だ」とコメントを残している。

カステジャーノスとしては嬉しい評価だろう。実際にウェストハムやベシクタシュからのオファーがあったと報じられており、移籍金は約22億円になると見られている。

アメリカで結果を残し、欧州での活躍を目論むカステジャーノス。まだ23歳と若い選手であり、アルゼンチン出身のストライカーを獲得するのはどこにクラブとなるのか。

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