アーセナルでヴィエラとも比較されたMFは復活した イタリアで再び高まる評価

フィオレンティーナを中盤の底から支えるトレイラ photo/Getty Images

セリエAで25歳のボランチは存在感発揮

アーセナルでは能力を100%発揮出来なかったのだろうか。

今季セリエAにて再び評価を高めているのが、フィオレンティーナ所属MFルーカス・トレイラだ。

トレイラは2018年にサンプドリアからアーセナルへ加入。1年目からリーグ戦34試合に出場し、小柄ながらクラブOBのパトリック・ヴィエラと比較されるなど、ボランチとして高い評価を得ていた。
しかし次のシーズンは出番が減り、昨季はアトレティコ・マドリードへレンタル移籍することに。ここでも出番が増えなかったことから今夏にフィオレンティーナへレンタル移籍したのだが、これが当たった。

現在セリエAで5位と好調のフィオレンティーナで欠かせない存在となっており、伊『II Corriere Fiorenrino』はフィオレンティーナがトレイラを完全移籍で獲得したがっていると伝えている。

ウルグアイ代表のトレイラはまだ25歳と若く、攻守両面で高い実力を誇る。南米の選手らしいクレバーさも持っており、実力的にはアーセナルでも長く主力としてプレイできたはずだ。

フィオレンティーナがレンタルでトレイラを獲得したのは大成功で、今の活躍を考えれば完全移籍を望むのは当然か。トレイラはサンプドリアでも実績があるように、セリエAの方がやりやすいのかもしれない。直近2シーズンは苦い思いも味わったが、フィオレンティーナにて再び評価は上昇している。

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