プレミアで暴れるアシュリー・コール2世 ブレントフォード指揮官も絶賛する24歳とは

ブレントフォードで躍動するヘンリー photo/Getty Images

昇格組のなかで頭角を現すビーズ

今季昇格組としてプレミアリーグを戦っているブレントフォード。開幕戦ではアーセナルを破っており、第16節終了時で5勝5分6敗とまずまずの数字を残している。近年ではウルブズやリーズが昇格組として結果を残しており、今季はビーズが彼らの流れに続くか。そんなビーズで中心人物として活躍するのが、DFリコ・ヘンリーだ。

現在はEFLリーグ2と呼ばれる、イングランドの実質4部のウォルソールのアカデミーで育ったヘンリー。2016年にビーズに加入しており、着々と出場機会を増やし、プレミアに昇格することになった昨季のチャンピオンシップでは31試合でピッチに立っている。24歳の同選手だが、イングランドのアンダー世代では代表に名を連ねており、実力者として知られている。過去にはアシュリー・コール2世とも呼ばれており、マンチェスター・シティやアーセナル、レスターといったクラブから関心を寄せられるほどの逸材だ。

そんなヘンリーは左サイドでプレイできる選手であり、クラブでは一貫して左ウイングバックとしてピッチに立っている。スピードを生かした縦へのドリブルや高い位置を取ることなく、後方からパスを出せる配球力を持っており、さらに守備でも良さを見せる万能なWBだ。今季は既に2ゴールを奪っており、決定力も兼ね備える選手である。

英『Squawka』によれば指揮官であるトーマス・フランクがヘンリーを称賛しており、イングランド代表監督であるガレス・サウスゲイトは彼をスリーライオンズに招集するべきだと主張している。確かに24歳と年齢も若く、面白い存在であることは間違いない。代表の左サイドバックはマンチェスター・ユナイテッドのルーク・ショーやチェルシーのベン・チルウェルと曲者揃いであるが、今季のブレントフォードは好調であり、シーズン終了時の好成績を残せることができれば、割って入ることも可能だろう。

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