リヴァプールが中盤強化へ元アーセナルMF獲得もあるか クロップ監督の戦術にも適任?

ユヴェントスで出場機会を減らすラムジー photo/Getty Images

ユヴェントスで今季3試合出場にとどまる

2年ぶりにプレミア制覇を狙うリヴァプールが、1月に中盤の補強に着手するかもしれない。狙いを定めているのが、ユヴェントスで出場機会を失うアーロン・ラムジーだ。

リヴァプールは今オフにジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団するも、中盤の補強はなく夏に獲得したのはイブラヒマ・コナテのみだった。そんな中で英メディア『Football365』では、リヴァプールがラムジーを獲得するのではないかと噂されている。

カーディフのアカデミー出身のラムジーは2008年にアーセナルへ加入するも、2009-10シーズンにはストーク戦で右足を負傷して全治8ヵ月の大怪我負う。それでも復活を遂げた同選手は、2011-12シーズン以降に主力として活躍し、2019-20シーズンよりユヴェントスへ移籍した。

ただユヴェントスでは、十分な戦力になり切れていない。それでも圧倒的な運動量を併せ持ったラムジーは、クロップ監督のスタイルには適任だろう。ゴール前に顔を出すことも得意で、神出鬼没な動きで決定的な仕事をこなせる能力から、ワイナルドゥムのような働きにも期待できる。

イングランドでは300を超える試合経験があるのも、アドバンテージとなるだろう。プレミアへの適応という面では、チアゴ・アルカンタラやナビ・ケイタなど時間がかかったケースも少なくない。ラムジーなら戦術理解さえクリアできれば、すぐさま戦力になりうる存在だ。

同メディアではユルゲン・クロップ監督もラムジーの獲得に前向きな様子であると伝えている。アーセナルへの復帰なども考えられるMFだが、今冬の動きはあるのだろうか。

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