ようやく才能が開花したか サカ、スミス・ロウに続くブラジルのヤング・ガン

徐々に結果を残しつつあるマルティネッリ photo/Getty Images

今後も見てみたい選手だ

ここまでいわゆる上位を争う相手とは1勝3敗と勝てていないアーセナル。同じ地区のライバルであるトッテナムには勝利したが、チェルシー、マンチェスター・シティ、リヴァプールには大きく差を見せつけられる試合となった。

上位勢との直接対決で白星を増やしたいアーセナルは3日にマンチェスター・ユナイテッドと対戦。監督交代で良くなりつつあるマンUを、チームが成熟する前に倒しておきたかったが、2-3での敗戦となってしまった。

ダブルボランチの出来、マルティン・ウーデゴーが与えてしまった痛恨のPK献上と反省しなければならない問題はいつくかあるのだが、FWガブリエウ・マルティネッリの活躍は収穫といって良いだろう。

2019年にブラジルからやってきた20歳のアタッカーは、短い時間で結果を残す選手であり、今季もリーグ戦3試合先発と少ないチャンスで1ゴール1アシストを記録した。

主戦場は左サイドのプレイヤーだが、直近2試合は右サイドで高いパフォーマンスを披露している。突出した武器はないものの、ドリブルやパス、シュートを高いレベルで行える選手であり、守備の献身性も兼ね備えている。同点弾となったウーデゴーの得点もマルティネッリからの素晴らしい正確な折り返しで生まれており、今後も継続して彼の起用を見たい。

しかし、右サイドで使うのは少し慎重に考えたほうが良いかも知れない。右サイドでも前述したようなパスで強みを見せられるが、縦への突破を武器とする選手ではないため、窮屈にプレイしていた。右サイドでコンビとなる冨安健洋も常に高い位置を取る選手ではなく、現状では一人で局面を打開できるブカヨ・サカが上か。エミール・スミス・ロウが左サイドで不動なだけに難しいが、左サイドで継続して起用するのも一つの選択肢だろう。

残念な敗戦となったが、若いアタッカーが結果を残したアーセナル。次節は下位に沈むエヴァートンであり、確実に勝ち点3を奪える試合にしたい。

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