得点能力にも優れた長身ファイター レヴァークーゼンで輝く中盤の刈り取り役

先制点を決めたアンドリッヒ photo/Getty Images

セルティックに2得点

UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節でレヴァークーゼンはセルティックと対戦した。一時は逆転を許すも、再び勝ち越して3-2で勝利した。今試合で2得点を決めたのが、ロベルト・アンドリッヒだ。

ボランチで先発出場すると、16分にCKからヘディングでゴールネットを揺らしたアンドリッヒ。一番遠いサイドから走り込んで最後はフリーでシュートを打つという形は狙い通りだっただろう。さらに1-2と逆転されて迎えた82分に同点弾を決め、2ゴールを決めて大きな活躍を見せた。

189cmという長身と強靭なフィジカルを武器にするファイターは、ボール奪取やインターセプトに優れており、何よりも得点能力が高い。昨季はウニオン・ベルリンで29試合5ゴールを記録し、レヴァークーゼンへと移籍した今季もブンデスではすでに2得点を決めた。ELでは3ゴールと結果を残すことでもチームに貢献。攻守において試合の中心となれるのが、彼の大きな強みだろう。

現在27歳でドイツ代表へ招集された経験はないアンドリッヒだが、コンスタントに得点を重ねることができれば、代表招集もあるかもしれない。ブンデスリーガでも第12節でボーフムに1-0で5試合ぶりの勝利に貢献した長身ボランチの今後にも期待だ。

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