ソウチェク、ツォウファルに続けるか ウェストハムが狙うチェコの新たな逸材

ウェストハム入りが噂されるチェコ代表のアダム・フロジェク photo/Getty Images

チェコとの独自のルートがあるのか

今季プレミアで最大のサプライズとなっているウェストハム。昨季はジェシー・リンガードの活躍もあり躍進していたチームだが、今季はそのリンガードがマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したため、昨季の勢いは失われたかに思われていた。しかし、プレミア11試合を消化して3位と好調を維持しており、CL圏内であるトップ4フィニッシュも十分に考えられるほどの勢いを持っている。

しかし、シーズンも中盤戦に入っており、各選手の疲労も考えなければならない。代表での活動やELでの戦いなど、今のハマーズの選手層でシーズン終盤まで走り切れるか疑問が残る。

そこでハマーズが目を付けた新戦力がスパルタ・プラハのFWアダム・フロジェクだ。

英『90min』によればハマーズは冬の移籍市場で彼の獲得を目指しているようだ。しかし、ユヴェントスやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントとライバルは多く、争奪戦になると予想されている。

そんなフロジェクは19歳と若い選手だが、チェコのフル代表に選ばれている逸材だ。186cmのサイズが魅力的であり、昨季は19試合で15ゴールを決めるなど、決定力の高さを見せている。また、センターフォワード以外のポジジョンでもプレイ可能であり、ディヴィッド・モイーズ監督としては起用しやすい選手になるだろう。

更にハマーズにはトマシュ・ソウチェク、ヴラディミール・ツォウファルやアレックス・クラールのようなチェコ出身の選手も多く、チームに馴染みやすい環境は作られている。

クラールはまだトップチームでの継続した出場機会は得られていないが、ソウチェク、ツォウファルの2人は主力級の選手であり、再びチェコの逸材がウェストハムを救うことになるか。

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