不甲斐ない攻撃陣を支える日本代表の堅守 最終ラインをまとめ上げるキャプテン吉田麻也の存在感

冨安健洋と共に後方から安定感を生み出した吉田麻也 photo/Getty Images

彼がいるだけで後方は引き締まる

2022年に予定されているワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選が開催されており、日本は6試合を消化して4勝2敗で勝ち点は12ポイント。16ポイントのサウジアラビアに次ぐ2位に付けている。残りは4試合とまだまだここから崩れる可能性は大いにあるが、ひとまず安心した人も多いのではないだろうか。

崩れる可能性を限りなくゼロにしてくれる存在が、森保ジャパンの頼れる守備陣だ。初戦のオマーン戦、第3節サウジアラビア戦と敗戦した試合で失点を許しており、イメージが良くないかも知れないが、6試合で3失点と堅守を誇っている。また、今回勝利したオマーン戦では相手の枠内シュートがゼロであり、守備陣が機能した証拠だ。

特にキャプテンを務めるDF吉田麻也の存在は大きい。プレミアのサウサンプトン、セリエAのサンプドリアと、欧州で活躍した経歴を持つ吉田。189cmと日本人離れしたサイズを持っており、センターバックでありながらビルドアップにも貢献できる現代的なDFだ。

そんな吉田はこの試合、出足の早いプレスからカウンターを未然に防いでおり、オマーンの攻撃を封じている。更に空中戦では6回のデュエルで6勝利、勝率100%を叩き出しだ。後方からのロングボールでの配球も見事であり、冨安健洋と共にサムライブルーの守備陣を支えていた。

どうしてもゴールを奪う伊東純也が目立つ存在であるが、後方からの安定した守備が攻撃に繋がっており、吉田率いる守備陣は2戦連続でのクリーンシートを達成している。次節はホームでの中国戦であり、3戦連続でのクリーンシートを目指したい(データは『Sofa Score』より)。

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