今後は彼がスタメンだろう
ワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選が行われ、日本代表はオマーン代表と対戦。前半は互いに得点が奪えず、勝利の欲しい日本としては嫌な流れとなったが、ベトナム戦に続いて伊東純也がゴールを奪い1-0での白星となった。
これでベトナム戦に続いて2連勝となっており、勝ち点を12ポイントに伸ばしている。同日に行われたオーストラリア対中国の一戦は1-1のドローに、この結果、日本がサウジアラビアに続く2位に浮上している。
ようやくカタール大会への自動昇格圏内に入ったサムライブルーだが、今夏ベルギーへ渡ったサムライがクオリティの高さを見せてくれた。ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ所属のFW三笘薫だ。
後半左サイドに投入された三笘は自身の武器であるドリブルから好機を創出。対峙するオマーンの選手をものともしない突破力は、右サイドの伊東純也とともに大きな武器となった。また、攻撃時にどうしても距離感の遠くなってしまう日本代表だが、三笘はある程度、個での突破が可能であり、停滞感を払拭してくれる人材でもある。彼が入ったことでオマーン側は明らかに動揺しており、日本有利に試合を進められることができた。
オーストラリア戦での田中碧のように日本を救うヒーローとなった三笘。ここまでの森保ジャパンでは南野が左サイドで重宝されていたが、この試合の活躍を考えれば今後はスタメンでの三笘が見られるはずだ。