好調アーセナルの不安要素 ラカゼット、オバメヤンと並ぶストライカー獲得はあるか

もう一人頼れるストライカーが欲しい photo/Getty Images

前線を補強したい

ここまで6勝2分3敗でプレミア5位と好調を維持しているアーセナル。開幕の3連敗以来、黒星は喫しておらず、公式戦10戦負けなしと好成績を残している。代表ウィーク明けには優勝候補と称されるリヴァプールとの対戦を控えており、注目の一戦となりそうだ。

そんなガナーズだが、やはり夏の移籍市場での補強が大当たりとなったのが大きい。日本代表の冨安健洋に加え、守護神アーロン・ラムズデール、DFベン・ホワイト、ヌーノ・タヴァレスと最終ラインを補強し、今の強さを手に入れている。守備陣の安定感でいえば既にプレミアではトップクラスだろう。しかし、後方と比べ前線は少し寂しいか。アレクサンドル・ラカゼットが復調したとはいえ、ボックス内で強さを見せられる選手がピエール・エメリク・オバメヤンとラカゼットの2人しかいない。CLのような欧州のコンペティションがないとはいえ、終盤には疲労蓄積も考えられ、冬の移籍市場でストライカーを獲得するべきか。

ここのところ噂されていたフィオレンティーナのFWドゥシャン・ヴラホビッチを冬に獲得する可能性は低く、動くのであれば来夏だと報じられている。であれば、以前から話が出ているレアル・マドリードのルカ・ヨビッチをクラブに加えるか。英『The Sun』によると、アーセナルはローン移籍を考えているようで、冬にラカゼット、オバメヤンに続く第3のストライカーを獲得するかもしれない。

終盤での失速を避けるためにも、冬に戦力を厚くしたいアーセナル。シーズン終了時までのレンタルであれば来夏にはまた別のストライカーを補強でき、ヨビッチを試す選択肢は悪くないか。

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