途中出場もタイミング悪く守備一辺倒に リヴァプール戦はカバーニをスタメンで見たかった

ゴールは奪えなかったカバーニ photo/Getty Images

62分に途中投入されるも

マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第9節でリヴァプールと対戦し、0-5と敗戦した。前半で大きな差が付いたこの一戦で後半から投入されたFWがエディンソン・カバーニだ。

カバーニが投入されたのはすでに5点差で迎えた62分だった。しかし投入直前にポール・ポグバが危険なプレイを犯し、レッドカードの判定を受けた後の交代となってしまったために10人でのプレイを余儀なくされ、カバーニは中盤の一角に入る形となってしまう。

それでも孤軍奮闘したカバーニは中盤の位置で積極的にプレスをかけてボールを奪うと、カウンターを仕掛けるなど積極的な守備が目立った。わずか9度のタッチ数でインターセプト数「2」を記録しており、彼の投入後に失点する機会は訪れなかった(データは『SofaScore』より)。

そんなカバーニをスタメンで起用していたら、結果は違ったかもしれない。クリスティアーノ・ロナウドの得点力に期待したオーレ・グンナ・スールシャール監督だったが、C・ロナウドはイブラヒマ・コナテに抑えられてしまい不発に終わる。

結果論かもしれないが、C・ロナウドではなくカバーニであれば、ロングボールからの攻撃も脅威なリヴァプールCB陣に対して積極的にプレッシングをかけ、ボールを奪いカウンターへつなげられたのではないだろうか。

途中出場でそういった狙いがあり、その矢先のポグバ退場となってしまったとしても、5点差からの選択では遅かった。CLでは大きな1点を決めたC・ロナウドだが、相手次第ではカバーニを起用するほうが相手を苦しめる一手となる可能性もあるだろう。

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