契約満了でアーセナルを去るのは勿体ない 途中出場からチームに流れを引き込んだのは

ラカゼットは手放してはいけない photo/Getty Images

まだまだやれることを証明した

先日行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーでは3-1の快勝を収めたアーセナル。開幕から3連敗とミケル・アルテタ監督への不安の声も多かったが、この試合の勝利で3連勝を達成している。しかし、その後のブライトン戦では引き分けに。続くクリスタル・パレスとのゲームも2-2のドローに終わっており、ここ2試合では勝ち切れていない。

そんなガナーズだが、パレス戦ではFWアレクサンドル・ラカゼットのパフォーマンスが光った。

2017年にフランスのリヨンからアーセナルへ加入し、チームの得点源として活躍していたフランス人FW。昨季も13ゴール2アシストと得点に関与しているが、今季はここまで先発がない。また、契約が今季終了時までとなっており、アーセナルは彼に代わるストライカーを探している。

しかし、パレス戦でのパフォーマンスを見れば首脳陣は考えを変えるべきだ。67分にマルティン・ウーデゴールと交代でピッチに入ると、停滞感のあった前線に躍動感を与え、攻撃陣を活性化させている。セカンドストライカーのように動き、ピエール・エメリク・オバメヤンとの連携から何度もパレスゴールを脅かした。95分にはベン・ホワイトの放ったシュートのこぼれ球に反応し、同点弾を挙げ、チームに勝ち点1をもたらしている。

このように後半からピッチに入りアーセナルを救ったラカゼット。この試合ではスパーズ戦のようなチーム全体での躍動感が見られなかったが、ラカゼットが前線に入ることで流れを掴んでいる。ここまでわずか72分の出場に留まっているベテランだが、次節のアストン・ヴィラ戦では先発に名を連ねてくるのか。

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