首位攻防戦でまさかの大敗 レヴァークーゼンはなぜ5失点を喫してしまったのか

前半で0-5という衝撃のスコアに photo/Getty Images

バイエルンに1-5で敗れる

レヴァークーゼンはバイエルンに1-5と大敗した。今季ここまで好調だったレヴァークーゼンだったが、バイエルンとの首位攻防戦では思わぬ大差が付く結果となってしまった。

開始早々にロベルト・レヴァンドフスキに得点を許してしまったのも痛かった。しかし一番問題だったのは30分からの怒涛の失点だろう。30分にレヴァンドフスキにこの日2点目を決められると、34分にトーマス・ミュラー、35分と37分にセルジュ・ニャブリにゴールネットを揺らされ、気づけば5失点を喫することとなった。

特にニャブリの2ゴール時の守備は普段の堅守とはかけ離れた応対だった。バイエルンのパスワークやドリブル、スピードなどすべてで圧倒され後手にまわってしまい、そこを狙われたニャブリに2得点を許している。
なぜここまで崩れてしまったのか。30分までにレヴァンドフスキの2得点で差を付けられてしまい、さらにミュラーにも失点したことで全体的にプレイの質が雑になってしまっていた印象だ。その後は30分以前と比べても守備の強度が低く、プレッシングも甘くなってしまったところをバイエルン攻撃陣に突かれてしまい、次々と失点を重ねた。

チームとしても若いメンバーが多く、大量失点で集中力が切れてしまった部分もあるはずだ。バイエルン戦のスタメンの平均年齢は、23.8歳と若かった。チャルレス・アランギスやユリアン・バウムガルトリンガーといったベテラン選手たちが負傷離脱中のため、チームを締める役割を務める選手が不在だったことも大敗した要因の1つだろう。

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