出場わずか9分で見せ場をつくる 世界トップクラスの右SBに挑む20歳

今季初出場のウィリアムズ photo/Getty Images

フィルミーノの得点をアシスト

リヴァプールはプレミアリーグ第8節でワトフォードに5-0と勝利した。チームの5点目をアシストしたのは、今季初出場となったネコ・ウィリアムズだ。

90分に右サイドでボールを受けたウィリアムズは、自ら突破を図ると逆サイドでフリーのロベルト・フィルミーノへクロスを送る。フィルミーノは無人のゴールに流し込み、ハットトリックとなる同選手の3ゴール目を創出した。

昨季はプレミアリーグで6試合に出場するもインパクトを残すことができなかった。また、オフシーズンは移籍の噂が流れるも残留する。しかし今季は、トレント・アレクサンダー・アーノルドが負傷して欠場した試合や彼の交代選手として、ユルゲン・クロップ監督はジェイムズ・ミルナーを起用。序列が高いとはいえない状況だった。

そんな中でつかみ取ったチャンスを離さなかった。昨季もUEFAチャンピオンズリーグのアヤックス戦でアシストを記録しているものの、プレミアリーグでは初アシストとなったウィリアムズ。右SBはアレクサンダー・アーノルドが絶対的な存在となっているが、彼が欠場するとチームのウィークポイントにもなってしまう重要なポジションだ。

20歳のアカデミー出身の右SBが大きな壁を打ち破ることができるのか。今後のウィリアムズの成長にも目が離せない。

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