2度もゴールを取り消されては勝てない レスターに襲い掛かる試練

レスターには不利な判定が続いてしまった photo/Getty Images

12位に沈んでいる

リーグ優勝を達成した「ミラクル・レスター」以降、チームの戦力アップに成功しているレスター・シティ。昨季は惜しくもCL圏内である4位は逃したものの、リーグ優勝を目指す第1集団に近づいたシーズンとなった。今季はトップ4でのフィニッシュを目指すべく即戦力級の選手を補強。レスターは期待されるチームとして今シーズンをスタートさせた。

しかし、そう上手くは行かない。ここまでリーグ戦5試合を消化したが2勝3敗と負け越してしまっている。

勝ち星を目指して臨んだブライトン戦も2-1での敗戦となった。この試合ではチャンスメイカーであるジェイムズ・マディソンが終始ゲームから消えており、前線で違いを生み出すことが出来なかった。また、選手同士の距離感が悪く、前線に行くほど選択肢が少なくなっていた印象だ。

更にブライトン有利な判定もレスターが悪い流れを断ち切れなかった要因だろう。後半には2度セットプレイの流れからゴールネットを揺らしているが、ハーヴィー・バーンズがオフサイドだったとしてゴールを取り消されている。どちらも厳しい判定であり、レスターとしてはどちらか一つが認められていれば、ドローに持ち込めたが切り替えるしかないか。

低調な立ち上がりを見せたが、後半は修正し相手ゴールを脅かしたレスター。結果だけを見れば不調に陥っているように見えるが、チームは機能しており今後に期待が出来そうだ。

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