12-13シーズン以来のリーグ制覇を目指すマンU 今夏のラストピースは実力派SB?

トリッピアーがイングランドに戻ることはあるのか photo/Getty Images

サイドバックに競争力も生まれ一石二鳥だ

昨季のプレミアリーグではマンチェスター・シティに離され2位に、ヨーロッパリーグでもビジャレアルに敗れ、準優勝となったマンチェスター・ユナイテッド。それでも、久しぶりのタイトル獲得のチャンスであり、ここまでのオーレ・グンナー・スールシャール政権は成功であるともいえる。

しかし、リーグタイトルは12-13シーズン以降取れておらず、そのうち4回はライバルのマンCに取られており、そろそろリーグタイトルを獲得する必要がある。そこで今夏の大型補強だ。前線にはボルシア・ドルトムントからジェイドン・サンチョを、守備陣ではレアル・マドリードからラファエル・ヴァランを加え、現状では大成功の夏となっている。更にマンUはアトレティコ・マドリードのキーラン・トリッピアーをターゲットにしているようだ。

英『talk SPORT』によればクラブはアーロン・ワン・ビサカの攻撃面での貢献度の低さを問題視しており、トリッピアーの獲得に動いているようだ。しかし、同ポジションのディオゴ・ダロトの売却が進まなければ、トリッピアーの獲得はないという。

それでも、トリッピアーの加入となれば更に守備陣が強化されることになる。トリッピアーは元トッテナムの所属のため、プレミアへの適応も早く確実に戦力として数えられる。また、右サイドバックだけでなく左サイドバックも務められるユーティリティ性を持っており、彼がいればサイドバックの人選に悩むことも少なくなるはずだ。

サンチョ、ヴァランに続いてトリッピアーの獲得はあるのか。今後の動向に要注目だ。

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