最終ラインの次世代を担うはずが…… ユーヴェで伸び悩んだトルコ代表DF

今夏ユヴェントス退団の可能性が浮上しているデミラル photo/Getty Images

今夏の退団報道が加熱中

2019年夏、大きな期待を背負ってビアンコネリへとやってきたセンターバックだが、この男がトリノで輝く未来は訪れないのか。ユヴェントスにおいて最終ラインの次世代を担うはずだった23歳に、今夏移籍の噂が浮上している。

その23歳とはトルコ代表DFメリフ・デミラルだ。ジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチの高齢化に伴う世代交代へ向けて、2019年夏にユヴェントスがサッスオーロから獲得した同選手。同じタイミングでアヤックスから加入したマタイス・デ・リフトと共に、彼は未来のレギュラーCB候補として各方面から大きな期待をかけられていた。

しかし、残念ながら現時点でデミラルのユヴェントスにおけるキャリアはうまく運んでいない。加入初年度となった2019-20シーズンはリーグ戦6試合、続く2020-21シーズンは15試合の出場にとどまる結果に。度重なる怪我に悩まされたこともあるが、その現状は厳しい。デ・リフトが順調に成長している一方で、デミラルは足踏みを強いられることとなってしまった。

キエッリーニとボヌッチに顕著な衰えが見えてこないということも関係しているが、クラブとしてはさすがにもう少しチャンスを生かしてほしかったというのが本音だろう。実際、キエッリーニが長期離脱を強いられた期間など、アピールチャンスはあった。だが、そんな勝負の時期にデミラルも怪我をするなど、この男はとにかく“持っていなかった”。備えている才能は素晴らしいが、こうした部分の心証は悪いと言わざるを得ない。

そんなデミラルに対して、ユヴェントスはついに痺れを切らしたか。伊『caliciomercato』によると、クラブは同選手の売却を計画しているとのこと。デミラル本人も環境の変化を求めているようで、今夏に移籍が成立する可能性は高そうだ。現在はアタランタなどが興味を示しており、「適切な金額のオファーがあれば交渉はスムーズに進むだろう」との見解を同メディアも示している。

そういった状況に加えて、現在ユヴェントスはヴォルフスベルガー(オーストリア1部)に所属するDFタリク・ムハレモビッチ(18)の確保が間近に迫っているとも。新たな若きDFの獲得は、デミラル放出の伏線か。2年前に満を持してステップアップを果たしたトルコ代表DF。しかし、ユヴェントスに彼の未来はないのかもしれない。

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