新生エヴァートンが始動へ ベニテスが求めるのは強力な教え子の獲得か

ペレスは来季どこのクラブで活躍するのか photo/Getty images

ニューカッスル時代には二桁得点も記録しているペレス

2019年にカルロ・アンチェロッティを招聘し上位に名を連ねるかに思われていたエヴァートンだが、望んだような位置には上がれず、更にアンチェロッティはレアル・マドリードに引き抜かれてしまった。それでも、昨季は開幕4連勝するなど、力を見せ、期待できるチームであることを証明している。後はそれを継続するのみだ。

その中で新チームを託されたのがラファエル・ベニテスだ。宿敵リヴァプールの元監督ということもあり、就任時にはひと悶着あったが、今後は彼にチームを託すことになる。

このように少し逆境といえる状態だが、エヴァートンの新指揮官は教え子をクラブに加えたいようだ。英『Leicestershire Live』によればレスター・シティのFWアジョセ・ペレスの獲得に動いているようだ。ペレスとはニューカッスル時代に師弟関係を築いており、当時の攻撃の大黒柱であった。ペレスは攻撃的なポジションであれば、どこでもある程度こなせるユーティリティ性を持っており、昨季のレスターでは複数のポジションを任されていた。終盤はトップ下での出場が多かった。

現状のエヴァートンでポジションを争うとすればハメス・ロドリゲスか。彼は1本のパスで状況を変えられるチャンスメイカーで昨季のエヴァートンでも違いを見せていた。しかし、負傷での離脱が多く、フルシーズンで計算できないのが難点か。そこでチャンスメイクもできつつ、ドリブル、シュートと攻撃に必要な要素をすべて高いレベルでこなせるペレスの獲得は攻撃面で非常に役に立つはずだ。

また、ペレスのレスターでの立場もこの移籍が取りざたされる一因なのかもしれない。2019年に前述したニューカッスルから約41億円でレスターへ加入したペレスだが、ここまで移籍金に見合った成績は残せておらず、昨季はジェイムズ・マディソンの控えとしてプレイすることが多かった。ピッチに立てば輝ける選手ではあるが、ライバルのマディソンがそれ以上に輝くことが多く、難しいシーズンであったことは間違いない。ペレスもまだ27歳と老け込むには早く、エヴァートンで恩師と再会することで道を拓くのか。今後の動向には要注目だ。

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