彼をベンチに座らせるのは勿体ない マンCに期待したいアケ左サイドバック計画

来季はどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか photo/Getty Images

26歳のアケ

昨季は序盤、調子を崩したが、徐々にパフォーマンスを上げたマンチェスター・シティ。終わってみれば、国内2冠の好成績を残すことができた。それはなぜか、弱点となるポジションを減らし、自身の弱みを極力減らしたことにあると言える。

近年はセンターバックの人材不足が嘆かれていたが、ルベン・ディアスの加入で解消し、左サイドバックについてもオレクサンドル・ジンチェンコの成長で事なきを得た。前述した2つのポジションはマンCの弱点であったが、昨季克服に成功している。

しかし、ここで気になるのは左サイドバックの控えだ。昨シーズンは運よくジンチェンコの負傷離脱がなく、彼を起用したい時に左サイドバックとしてピッチに送り出せたが、来季はEURO2020の疲労も考えると、難しくなる可能性が高い。

ここで期待したいのは昨季加入のネイサン・アケだ。左サイドバックと言えばジョアン・カンセロやバンジャマン・メンディがいるが、カンセロは守備が軽いため、大一番では起用できない。メンディは他クラブへの移籍の話も出てきており、来季の計算が難しい。そうなればアケが適任だろう。本職のセンターバックではディアス、ジョン・ストーンズが基本的にはスタメンを張り、更にアイメリック・ラポルトまで控えている。ラポルトとアケの序列ははっきりしていないが、彼をこのままベンチに座らせておくのは非常に勿体ない。

左サイドバックとして求めたいのは守備力だ。主に攻撃面での期待が大きいマンCの左サイドバックだが、それは右のカイル・ウォーカーが基本的に低い位置を取っているからであり、逆に右のカンセロが高い位置を取れば左を守備的にする必要がある。その場合であれば、ジンチェンコではなくアケが最適であり、彼の守備力やビルドアップ能力が生きるはずだ。また、昨季序盤はサイドバックでの起用されており、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラの考えにもアケのサイドバック起用はあるはずだ。

昨季のような長期離脱がなければフルシーズンでの稼働が期待できるアケ。彼のポテンシャルは大きいだけに今後の活躍に期待したい。

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