残すはシュマイケルとバーディのみに 「ミラクルレスター」を知る功労者が選ぶ移籍先とは

来季はどこのクラブでプレイするのだろうか photo/Getty Images

オルブライトンも31歳になった

先日、レッドブル・ザルツブルクからパトソン・ダカを獲得したレスター・シティ。今夏も積極補強は健在で2日にリールからブバカリ・スマレの獲得を発表している。既に即戦力2人を補強し、更に何名かの補強の話も出ており、レスターの夏はまだまだ続きそうだ。

このように今季も順調に有望株を補強しており、「ミラクルレスター」時代と比べると大幅に戦力が強化されている。それでも、ジェイミー・バーディ、カスパー・シュマイケル、マーク・オルブライトンといった15-16シーズンの優勝当時を知るメンバーも残っており、ベテランと若手が融合した素晴らしいチームとなっている。

しかし、英『Leicestershire Live』によればオルブライトンの契約は2022年までとなっており、今夏での退団が既定路線となっているようだ。移籍先は同じくプレミアのバーンリーが最有力候補と報じられている。

確かに昨季はティモシー・カスターニュの台頭の影響からポジションを奪われていたが、3バックの導入により、再び活躍の場を取り戻し躍動していた。しかし、若手の育成も考慮すれば世代交代の時期なのかもしれない。

それでも、90分間走り切れる豊富なスタミナと献身的な守備の姿勢、両足から放たれる高精度のクロスとまだまだ通用する部分が多いため、名前を聞かなくなることはないだろう。また、バーンリーのような堅守速攻のスタイルを展開するチームであれば、オルブライトンの前述した強みは必要不可欠なものであり、チームにフィットするのも容易であると予想できる。

リヤド・マフレズ、エンゴロ・カンテ、岡崎慎司らと共にレスターでプレミア制覇を成し遂げたオルブライトン。彼の働きを評価するメディアも多く、今後も見逃せない選手となりそうだ。

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