ボランチでチームを支える井澤春輝 北九州で成長を続ける22歳が欠かせない存在に

今季の井澤は著しく成長(写真はイメージ) photo/Getty Images

浦和レッズから加入した北九州

ギラヴァンツ北九州は明治安田生命J2リーグでSC相模原と対戦し、スコアレスドローで終了した。今季浦和レッズから加入したMF井澤春輝は、ボランチで大きく成長している。

相模原戦でもボランチでスタメン出場した井澤。ピッチ中央で攻撃のスイッチを入れるパスを供給するなど、中盤での大きな武器ととなっている。また前線にも積極的に顔を出し、CKからヘディングでシュートを狙うなどゴールを匂わせるプレイもできるMFだ。

そんな井澤はユーティリティなプレイヤー。浦和レッズユースではボランチやDFだけでなくFWやシャドーのポジションも経験しており、高円宮杯プレミアリーグでは6ゴールを記録した。トップチーム昇格後は、すぐに徳島ヴォルティスへレンタル移籍。翌々年は鹿児島ユナイテッドFCに武者修行へ出るものの、スタメンを勝ち取ることができなかった。
しかし今季から完全移籍で加入した北九州では、ボランチで定位置をつかんでいる。FWを務めていた攻撃センスを発揮して攻撃へのスイッチを担い、守備でも積極的なプレイで決定機を阻止。攻守に運動量豊富なプレイで、北九州にとって欠かせない存在へと成長している。

今季北九州の中盤を担う井澤。プロ4年目で主力として輝く22歳が中盤でチームを大きく支えているのだ。現在18位とJ2残留争いを続けるチームで、彼の成長が今後も大きな影響をもたらすだろう。

※井澤選手のプロキャリアについて、3年と表記しておりましたが、4年の誤りでした。ここにお詫びして訂正いたします。

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