絶対的守護神の後継者は誰にする インテルが取り組むGKの世代交代

来夏のインテル移籍の噂が浮上しているオナナ photo/Getty Images

狙うは来夏フリーとなる25歳の実力者

2020-21シーズン、セリエAで長きにわたって続いたユヴェントスの絶対王政に終止符を打ったインテル。しかし、目標達成の歓喜も束の間、これからの彼らは大きくスカッドを組み替えることとなるかもしれない。

その第一弾として、現在報じられているのはMFアクラフ・ハキミの放出だ。今季は右サイドにおける崩しの切り札としてスクデット獲得に大きく貢献した同選手だが、今夏にはクラブの財政健全化のために売却される可能性が高くなっている。現地複数メディアによると、パリ・サンジェルマンへの移籍は間近に迫っているようだ。

そのほか、MFアシュリー・ヤングなどにも現金化の話が持ち上がっているインテル。来季からシモーネ・インザーギ体制に移行することを考えても、彼らはこれから時間をかけて大幅なスカッドの組み替えを敢行してくるか。優勝チームを一気に解体することはないだろうが、来夏以降も積極的に移籍市場で動いてくる可能性は高い。

その一環として、インテルはGKの世代交代も済ませてしまうのだろうか。伊『Gazzetta dello』によると、ネッラズーリは来夏オランダ・エールディビジ屈指の実力派GKを確保すべく動き出しているという。

その実力派GKとは、アヤックスに所属するアンドレ・オナナ(25)だ。2020-21シーズン後半戦はドーピング違反で2月以降の公式戦を欠場したものの、そのポテンシャルは以前から高く評価されていた同選手。データサイト『FBref』によると、今季は出場20試合でリーグ2位となるセーブ率80.0%を記録しており、能力に疑いの余地はないだろう。

現在ゴールマウスを守っているサミール・ハンダノビッチもまだ頼れる存在ではあるが、彼ももう36歳(今月14日には37歳に)。いつ衰えがきてもおかしくない年齢なだけに、今のうちから後釜に目星をつけておくのは当然か。加えて、彼の現行契約は2021-22シーズン限りをもって満了となる。オナナのアヤックスとの現行契約も同じタイミングで満了を迎えることから、タイミングとしてはこの上ないといえるだろう。

とはいえ、前述したようにオナナは各方面から注目を集める実力者。フリーで獲得となるタイミングでは、争奪戦となる可能性も高い。加えて、その獲得レースを嫌ったアーセナルが移籍金の発生を気にせず、今夏同選手の獲得に動くとも英『Daily Mail』は伝えている。確保できれば理想的だが、それを実現させるまでの道のりは少し険しいものとなりそうなインテル。はたして、彼らは無事にハンダノビッチの後継者を来夏確保することができるのだろうか。少し先の話とはなるものの、オナナの動向は注視しておきたいところだ。

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